外壁に二色以上使う場合は自然なラインで貼り分ける

ポピュラーな張り分け方のパターン

外壁のカラーは単色だけでなく、ツートンカラーにすることも可能です。ツートンカラーにすることで、外観でも個性を出すことができます。外壁に二色以上使う場合は自然なラインで貼り分けるのがおすすめです。カラーの区切り方としては、上下で水平に分ける・縦のラインで垂直に分ける・出っ張り部分で分けるのが一般的です。 上下で水平に分ける場合、1階と2階で区切るのが最もポピュラーです。ツートンカラーにする場合、この区切り方が取り入れやすいでしょう。縦のラインで垂直に分ける場合は、家の側面の中央3分の1だけ色を変えるとアクセントとなります。オシャレで個性的なのが、この縦のラインで垂直に分ける方法です。出っ張り部分で分ける場合は、バルコニーやベランダ、玄関など出っ張り部分だけ色を変えると馴染みやすいです。

2色に分ける時のポイント

外壁をツートンカラーにする場合、押さえておきたいのがカラー選びです。まずは外壁のメインとなるカラーから決めましょう。アクセントカラーから選んでしまいがちですが、メインカラーから決めた方がより馴染むアクセントカラーを選びやすくなります。メインカラーを決めずに選んでしまうと、ごちゃごちゃとしたカラーリングになってしまうことも多いです。 頭の中でイメージするだけでなく、カラーシミュレーションをするのもポイントです。この時、カラーサンプルは最低でもA4サイズでチェックすると、完成時の雰囲気がよりつかみやすいです。ついつい自分が好みの色を意識して選びがちですが、近隣にお住まいの方によっては派手すぎる色味だとクレームがくることもあります。できるだけ近隣トラブルを避けたいなら、外壁は周囲の建物と馴染むものを選ぶことも重要です。